セカンド・ステージまで課題文を審査、ファイナルはオリジナル英作文を審査します。

オリジナル英作文についてはこちら

Brave Little Sally (202 words)

English

This is a story about a little girl with a big heart. Six-year-old Sally’s little brother, Ricky, was very sick with a rare blood disease. The family was at the hospital.
The doctor told their parents, “Since Sally had the same disease before and recovered, her body now has the good blood that can save Ricky’s life.”
Later, her parents told Sally about his condition. Then the doctor asked, “Sally, can you give your blood to your brother?”
The girl took a deep breath, “Yes, I’ll give my blood because it will save his life.”
The next day, the blood exchange began. Sally lay in bed next to Ricky. Her smile grew as her brother’s cheeks turned pink. However, Sally’s face soon lost color and its sweet smile, too.
Sally was scared and said nervously, “I gave all my blood to Ricky. Will I start to die quickly or slowly?”
The doctor asked, “Oh dear. Why do you think you’re going to die?”
The young girl answered, “I thought I would have to give all my blood.”
Sally’s parents began to cry. They knew that Sally loved Ricky so much that she would die for him. Sally was a brave little girl.

勇敢なサリー(レベル3 – 202語)

日本語

これは、大きな心を持った小さな女の子の物語です。6歳のサリーの弟、リッキーは、珍しい血液の病気でした。家族は病院にいました。
医師は両親に言いました。「サリーは以前、同じ病気にかかって治ったので、今は、リッキーの命を救うのに必要な良い血液を持っています。」
その後、両親はサリーにリッキーの病状を話しました。そして、医師がサリーに「サリー、君は弟に自分の血液をあげられるかい?」と尋ねました。
サリーは深呼吸して「はい、弟の命を救うためなら私の血液をあげます。」と答えました。

翌日、血液移植が始まりました。
サリーはリッキーの隣のベッドに横たわっていました。
サリーの笑顔は、弟の頬がピンク色に変わるにつれて広がりました。
しかし、まもなくサリーの顔は色を失い、その愛らしい笑顔も失われました。

サリーは怖くなり、不安そうに言いました。「私、リッキーに血を全部あげちゃった。私、早く死んじゃうの?それともゆっくり?」
医師は答えました。「おや、どうして死んじゃうと思うのかい?」
サリーは答えました。「私、自分の血液を全部あげなければいけないと思っていたから。」
サリーの両親は泣き始めました。サリーがリッキーのためなら死んでもいいと思うほどリッキーを愛していることが分かったからです。
サリーは勇敢な小さな女の子でした。


Masters Division:ファイナル オリジナル英作文

論題は自由とし、生徒の意見・主張を英語でまとめた、未発表のもの

レベル1 100語まで  目安:英検5級程度の単語と構文を使用すること
レベル2 150語まで  目安:英検4級までの単語と構文を使用すること
レベル3 200語まで  目安:英検3級までの単語と構文を使用すること
レベル4 250語まで  目安:英検2級までの単語と構文を使用すること

【参考】 旺文社書籍 URL https://www.obunsha.co.jp/