ハットとhat

新学期が始まって、あっという間に3か月が過ぎ、もうすぐ夏休みです。
4月にオープンした当教室も12回のレッスンを終了しました。
生徒たちからも、すばらしい英語の音がでてくるようになりました。
在米中にアメリカの幼稚園の授業にボランティアとして参加し、アメリカの子供たちは初等教育の最初にどのような授業を受けるのかを体験しました。
キンダーでは1年間フォニックスをしっかりと学び、1年生に進むころには、簡単な文章の本なら自分で読めるようになっていました。
当初、公立の幼稚園ではフォニックスを取り入れておらず、私立の幼稚園のみでした。フォニックスは文字と音の関係を学び、自分で本が読めるようになるため自発的に読書をするようになります。全米規模の英語力調査で、フォニックスを学習した子供のReadingのスコアがずば抜けていたことから、その後公立幼稚園でもフォニックスを取り入れるようになりました。
日本の子供たちにとって、フォニックスを学習するということは、Reading のカをつけるよりまえに、カタカナ英語ではない正しい英語の音を習得するのに
大変効果的です。 ハットとhat, マップとmap, ミルクとmilk は全く違う音です。フォニックス学習では、アルファベットの文字ひとつづつの音を学習し、音が組み合わさってできる単語を正しい音で発音できるようになります。
‘hat’という単語を習得するということは、聞き取れる、自分で発音できる、
読める、書けるという4つができるということです。
当教室はフォニックス学習に特に力を入れています。できるだけ小さいうちに、フォニックスの学習をすることは、その後のlistening, speaking, reading, writingの力をつけるために大変効果的であることを、2人の息子たちの英語学習歴を通して実感しました。