ブレインジム®とは、アメリカ発祥の、脳と心とからだを整えるために行う目標設定とエクササイズです。
大人の場合は、特定の目標に対してエクササイズを行うことで、自分で定めた目標を楽に実行できるようになることを目指しますが、もともとこのエクササイズは、学習障害を持つ子どもたちがより楽に学習できるようになるために考案されました。
日本で、学習障害、という言葉が聞かれるようになったのはまだ最近のことですが、英語圏ではアルファベットのdとbの区別がつきづらい子どもたちの存在等の事情から、早くからその存在について知られてきました。
ブレインジム®の創始者ポール・デニッソン氏は、検眼士の立場から、両目を楽に動かすこと、両眼視ができることにより、文字を楽に読むことができると考えました。
同様に、耳や手足についてもからだの正中線を中心として左右バランスよく使うことにより、効果的な学習につながるということを発見し、感覚器官や神経伝達の統合に役に立つ26のエクササイズを考案しました。
私が所属しているブレインジム®オーストラリア協会のインストラクターの方の多くは学校の先生方です。授業前に子どもたちが好きなエクササイズを選んで取り入れるだけで、子どもたちの集中力が高まり、成長が見違えるようになったと皆さん口々に話されます。
ステップワールド英語教室では、小学校3,4年生くらいを境にして、それより前の年齢が右脳教育、それより後が左脳教育に適していると考えます。
年齢が低いほど、音声を主体とし、年齢が高くなるにしたがって、文字を主体とした学習が中心になっていきます。
右脳教育:論理でなく、感情で学ぶ→ゲームや歌を通して楽しく学ぶ
左脳教育:言語脳を使って、特定のセンテンスを学び、発話することを目指す、英検合格を目指す
ステップワールド英語教室で使用する教材は、幼児から高校生までの学習段階に沿った綿密な学習計画のもと、各段階に合わせたカリキュラムが組まれています。
幼児英語の段階でも、その後の学習段階を考慮した指導を行っていることが特徴的で、文字も絵として認識しながら親しんでいく機会を作ることにより、将来スムーズに文字学習へ移行できることを目指します。
ブレインジム®の理論によれば、何歳になっても学び(新しいことを学ぶこと)は常に右脳→左脳という順序で進みます。
新しい環境では、まず右脳(からだ、こころ)を使って大局を知り、その後左脳(あたま)を使って詳細を掴んで、学びを確実なものにしていきます。
その、大局⇔詳細のバランスが効果的な学びには大切ですが、左脳中心で学んでしまうと、何でも細かいことに意識が向けられ、学びがストレスに満ちたものになっていきます。
長い人生の中で未知の世界で出会う様々なことを経験していくためには、何よりも右脳の力が必要なのですが、私自身左脳優位で物事を考える習慣がついてからは、困難にぶつかるとストレスを感じ、前に進めなくなる経験をしました。
右脳と左脳をバランスよく使うことができれば、未知の体験下でも考えながら動く、動きながら考えることにより、どんな時でもリラックスして最大限の力を発揮することができます。
このことから、Orca’s Brain Englishでは、右脳が優位で感性豊かな幼児期のお子さんを対象に、ブレインジム®を取り入れた英語学習をご提供したいと考えました。
開講コースは、幼児~小学校低学年向けのマーブルキッズ・コースのみで、マンツーマンでお一人お一人に合った学習速度で進みます。
幼児の段階での英語学習は必ずしも英語を身に着けることを念頭に置く必要はなく、英語を通して、感じる力、考える力、想像力、コミュニケーションの楽しさを知ることが大切だと考えます。
マーブルキッズ・コースを終了して、さらに英語学習を続けたいというお子さんは、ステップワールド英語教室の他のスクールで学ぶことが可能です。
その上のコースでは英検合格を目指しますので、脳をバランスよく使うことにより、英語力がさらに磨かれていくことでしょう🌸
しかし、上のコースに進まなかったとしても、ブレインジム®で身に付けた「脳力」は、その後の人生の宝になっていくことでしょう☆彡★