中央教育審議会は2016年12月21日、次期学習指導要領の改訂についての答申を松野博一文部科学相に提出しました。
いくつか大きな柱がありますが、最も大きな柱の一つとされている「小学校英語」に関する答申の主な内容を下記にまとめました。
・答申では、小中高を通じて「英語」を重視している。
・小学校の「英語」は2018年度より先行実施できるように準備すべきとしている。
・小学5年生・小学6年生では、「英語」は教科書を使って単語や文法を学ぶ正式な教科となる。「聞く」「話す」に加え「読む」「書く」も系統的に学習する。(年70時間・週2コマ)
・「聞く」「話す」を中心に歌やゲームで英語に親しむ「外国語活動」は、現在の小学5年生から小学6年生から小学3年生・小学4年生に引き下げて学ぶこととなる。(年35時間・週1コマ)
・授業時間数の確保、指導者を養成する研修制度の整備など、多くの課題を解決していかなければならないとしている。
以 上