「準2級」「3級」にライティングテストを導入、4技能化へ
ここ数年、我が国の英語教育は、グローバル人材の育成を目的に、小学校、中学校、高等学校と継続し4技能(「読むこと」・「聞くこと」・「話すこと」・「書くこと」)を総合的に育成する方向で様々な取り組みが行われています。直近の動向では、2016 年8 月1 日の中央教育審議会教育課程企画特別部会にて公表された「次期学習指導要領に向けたこれまでの審議のまとめ(素案)のポイント」において、次期学習指導要領の改訂の方向性として、「4技能の総合的育成」と共に「発信能力のさらなる強化」が掲げられ、今後、「話すこと」・「書くこと」が特に重視されてきます。
英検協会では、このような4技能化の潮流に迅速に対応することが公益法人の責務と認識し、早くから実用英語技能検定全級の4技能化に着手し、まず今年度(2016年度)第1回検定から「2級」にライティングテスト、「4級」、「5級」にスピーキングテストを導入しました。そして、2017年度からは、「準2級」、「3級」にもライティングテストを導
入。これにより、 「4級」、「5級」を除く 、「3級」以上の全級で4技能化が実現します。
英検HPより