ステップワールド英語スクールの開校パターンで最近多いのですが、LL センターのオリジナル教材・指導システムに魅かれて開校を決められた方々の事例です。オーナーが一般財団法人日本ラーニングラボラトリー教育センターのスタッフとじっくり話し合い、教室開設へと踏み切った事例です。

高校卒業時、英語でコミュニケーションができる人材の育成をめざして
山口県 ステップワールド防府教室
(2007年開校)
ディーツ 由美江

ステップワールド英語スクール「ディーツイングリッシュ」を開校して2年目に入りました。英語スクールの経営のことなど何も分からなかった私たち夫婦を温かい目で見守りつつご指導くださったサポートスタッフの方には本当に感謝しています。開校するにあたり、本当に助かったのはサポートスタッフの方々のきめ細かなアドバイスと、広告宣伝活動用のアイテムが揃っていたこと、それから講師の研修マニュアルの質の高さです。

アメリカ人の夫と私が英語スクールを始めようと思ったきっかけは日本の子どもたちが英語を自由に話せ、国際社会で活躍できるよう私たちに何かできることはないかと思ったのと、日本とアメリカを始めとする外国とを結ぶ架け橋のような存在になりたいと思ったからです。

なぜステップワールドを導入することを決めたかというと、30年間もの間、児童英語教育を担ってきた実績があり信頼がおけること、英語を日常生活で使うことが少ない日本という環境下で、効率的に英語を習得できるよう研究されたシステムだったことです。ステップワールドの特徴の1つに音声・映像一体型のDVDシステムがありますが、レッスンにメリハリをつけ、より興味深い内容にすることに大変役立っています。子どもが興味を持つキャラクター、ストーリー展開についてよく研究されているなと思います。当スクールはネイティブ講師もおりますが、日本人講師の私にとってDVDやCDといったものはレッスンを行ううえで大きな助けとなります。

それからネイティブの教室は歌やゲームで遊んでばかりで実力が付かないという批判を耳にすることがありますが、当スクールではステップワールドのカリキュラムに沿って英検などにも対応できる力を付けることを念頭置いたレッスン展開をしていることも強みです。

子どもたちの笑顔と、「It’s time to finish.」と言ったときの「え〜、早い〜もう終わり?」の声が何よりの喜びです。

高校卒業時に英語で不自由なくコミュニケーションができる人材の育成が私たちの目標です。その点ステップワールドは年齢、習熟度に合わせた一貫教育ですので安心して通っていただけます。

今年はステップワールド主催の全国ジュニアスピーチコンテストにも挑戦する予定です。このようなイベントは地域の他の英語スクールとの差別化を図るのに絶好の機会になり、子どもたちにとっても英語学習へのモチベーションを高めるのにずいぶん役立っているようです。1人でも多くの英語大好きっ子を育て、将来その子どもたちが世界のいろいろな場で活躍してくれるよう願っています。そしてこのような大切な役割を担えること、私たちを支えてくださるステップワールドのスタッフの皆さんに大変感謝しています。


生徒それぞれの学年に適した「ヤル気」を育む指導をしています!
埼玉県 ステップワールドひばりが丘教室
(2009年SW導入)
長谷川 里美

2009年4月にスタートし、今年で2年目に入りました。スピーチコンテストも初めてのチャレンジでしたが、関東地区大会で優秀賞をいただくことができました。

SW英語教室の優れた点は、幼児〜中3までの一貫したプログラムを持っていることと、そのプログラムに沿ったきめ細かい音声教材が揃っていることだと思います。

私共の教室は英語だけの専門教室のため、高学年になるほど塾との差別化を強いられます。その差別化に大いに説得力を持つのが優れたSWの音声教材をベースにしたレベルの高いリスニングとスピーキングです。入会説明会ではこの点を強調し、子どもたちが社会に出てから必要とされるレベルの高い英語・英会話力へと繋げた説明をしています。

当教室の生徒の皆さんはロールプレイが大好きで、その時間が来ると、“Let me try!” “Let me try!”と、誰から先に指名するか、嬉しい悩みに悩まされています。

“ピー”という合図音に合わせ遅れないようにセリフをしゃべります。うまくいった時の子どもたちの笑顔は自信と喜びに満ち溢れています。こんな時は、ほめる言葉を連続に羅列して褒め、喜びを分かち合います。
低学年のクラスではほとんど英語でレッスンを展開し(細かいことが分からなくても大づかみで子どもたちは理解し追いついてきます)、高学年の場合は英語のみで進める場面と日本語で説明する場面を明確に分けています。特に文法の部分はしっかりと日本語で説明し、ノートを取らせています。一旦文の仕組みを理解すると応用力がつき、たくさんの文が作れるようになり、リーディング力も同時に上がっていくように思います。中学生のクラスはCDをメインにしたレッスンのみでは単調になるため、発音やイントネーション、ストレス等に目を向け、CDにほぼ近い形で発音できなければ先に進めない方式を取ったり、シャドーイングやディクテーション等を組み合わせ変化をつけています。

テキストの中の「マメ知識」や「ショートブレイク」は大変参考になっています。

それから小学校のクラスに限らず、中学生クラスでも歌は効果的です。“花”(日本の歌を英語にしたものが市販されている)や“Top of the World”のような、どこかで聞いたことのあるメロディーで、発音が比較的ついていきやすいものを選ぶと、中学生でも楽しくがんばって歌ってくれます。歌はイントネーションやリエゾンを理解するのに優れた教材として充分活用できると思います。

教室では生徒のやる気を継続させる1つの試みとしてポイントカードを取り入れています。

宿題(ワーク)、リスニング(聞いてきた箇所を見ないで言えないとダメ)、レッスン中に積極的にチャレンジする(英語に限りません)、ペットボトルキャップを持ってきた(「ワクチンを届けよう」プロジェクトに教室が参加)など、良いこと、みんなの役に立つことなどに絡めてポイントをあげています。このポイントは夏休みのお楽しみレッスンの中でポイントに応じた文具品などと交換(ショッピング形式)できるので、生徒の皆さんは大切に保管しています(なくしたら再発行しない)

それから学んだ英語を実践する場として毎月1回外国人講師に来てもらい、日曜レッスンをサービスで行っています。レッスンの内容は日本の行事や文化を英語で学習しています。外国人講師も「自分も日本のことが学べて楽しい」と言っています。

この日曜レッスンは会員のサービスであると同時に新メンバーを獲得するための体験レッスンとして募集の対応も行っております。

今年の夏は、今までサービスとして提供していた英検勉強会を「英検短期習得コース」として有料化したプログラムを計画しています。これは既存のメンバーへ向けた夏期対策プログラムであると同時に、秋からの新メンバー募集につなげた企画として考えています。

教室としては生徒の皆さんには、家に帰ったら自主的に英語が勉強したくなるようなレッスンを、そしてその気持ちを次週まで持続し、次のレッスンを楽しみにするようなレッスンを、毎回心がけ努力しています。

そして英語を学んでいる子どもたちには、世界の言葉を学んでいる訳だから、世界のことに関心を持ち、地球のために役に立つ大人に成長して欲しいと願いつつ毎回のレッスンに奮闘しております。


ステップワールドを導入して
東京都渋谷区 ラングランド渋谷教室
(2008年SW導入)
伊藤 小百合

当スクールの経営本体は、東京渋谷と銀座にあるネイティブ講師と大人の会話スクールです。都会の激戦区ではありますが、大手スクールとは全く違う、カジュアルさとアットホームを売りとして1997年より主人と経営しています。
そして次第に、子どもも教えてほしいと要望を受けるようになり、ネイティブ講師の子ども英語レッスンも提供するようになっていきました。
その中で私自身が、経営者として、また母親として、ネイティブ講師との試行錯誤を独自に6年ほど繰り返しました。そして行きついた結論は一見矛盾する “日本人のためにつくられた日本のメソッドの導入”ということでした。それがステップワールドとの提携に至った経緯です。それが2007年です。
児童英語と一言で言っても、子供は幼児から小学生、そして中学生以降と年齢によって教材も指導法も、大きく異なります。毎回のレッスンの組み立てや工夫に加え、長期ビジョンに沿ってのカリキュラムの作成や年齢にあわせた指導法を創り上げていくのは容易ではないこと、またそれを他の講師と共有して安定して継続していくことの難しさは6年間の間に身に染みていました。その点、ステップワールドでは40年以上の研究と実績に基づいて、年齢にあわせての指導法が確立され系統だっていること。そして、日本の中学英語にもスムーズに移行でき、またその先に英語を使ってコミュニケーションする、という更に大きな目標に向かってしっかりと組み立てられている、という強みは、大変心強いものでした。また週1回のレッスンに必須な家庭学習への仕組みもきっちりと組み立てられていることに子育て中の一人の母として共感を覚えました。
また、DVDを始めとする豊富な音声教材に加え、実際のレッスンの事例に基づいた、たくさんのアイデアの宝庫であるマニュアル、研修資料なども豊富だったのも安心できました。
私の場合、最初は自分の子どもとほんの数名のお子さんのみでスタート。最初の数年は、他の大きな教室の様子を見て焦る気持ちをおさえ、ひたすら、目の前の子どもたちと保護者の方に喜んでもらえることに集中しました。
スピーチコンテストも、最初は生徒がスピーチするレベルまでに育っていませんでしたが、本部からいただいた資料を参考に、形だけは整え、楽しいイベントとして組み立てていきました。
驚くべきことに、毎回そうして発表会を開催していくたびに、子どもたち自身のやる気に火がついていきました。数年のうちに子どもたちの学年もレベルもあっという間に上がり、全国大会に出場する子も出てきました。そして、次の子どもたちが、その上級生を目標にさらに磨きをかけていくようになり、昨年は初めて中学生、小学生の両部門での全国大会も果たしました。
また、ステップワールドのもうひとつの強みである英検も大変心強いものがあります。カリキュラムをこなす中で自然と英検も修得できるようになっており、また教室経由でしか手に入らない英検教材も本部から購入できるので、指導に役立てています。
その奥にある指導理念がしっかりしているので、目先のマニュアルに縛られるというよりも、理念をおさえれば、あとはそれぞれの先生の個性を発揮できる余地も大きいのではと感じます。
なによりも、ステップワールドになって生徒の継続率は圧倒的に長くなり、初年度入会の幼稚園年中さんは現在小6、小1生だった子どもが現在中2になりました。
これからもみなさんの成長とともに教室も成長していければと思っています。