昨日、「きょうだい」を表す sibling という
単語を扱いました
今日は、なぜ日本の中学英語教科書に
sibling は出てこないのか?
を探ってみました
原因はこれだと思います
(Googleの単語使用頻度検索 Google Ngram Viewer)
これによると、sibling という単語が使われ始めたのは
1930年あたりからで、1970年で0.00018%です
それが2000年近くに2倍の0.00036%に伸びています
つまり
sibling という単語は比較的新しい単語で
50年前くらい前までは
あまり日常会話では使われていなかったが
性差別を無くす傾向にある社会的影響もあり
使用頻度が急に伸びてきた
しかし、保守的な日本の教育関連業界は
それに追いついていない
というのが僕の見立てです
ちなみにこれは brother の使用頻度検索結果です
2000年時点で sibling の約17倍の使用頻度ですが
1900年との比較では半分以下に下がっています
ついでに waiter, waitress に代わって使われる
server という単語も調べてみました
結果はこの近年の顕著な伸びです