もしも~が無かったら

連日で仮定法を扱っていますが

 

今日も謎の仮定法を扱います

 

それは

 

If it were not for …

If it hadn’t been for ….

 

と言う表現が、なぜ without … や but for…(~無しでは)

と同じ意味になるのか?

 

 

まずは逆転の発想で

「私が試験に合格できたのは、あなたの手助けのおかげです」

を英語にしてみましょう

 

It is for your help that I was able to pass the test.

 

それを逆の仮定にして

 

「もしあなたの手助けというおかげでないとすれば。。。」

 

If it were not for your help, I couldn’t pass the test.

 

これだと現在の仮定(助け無しには合格できない)なので

 

これを仮定法過去完了にして

 

If it hadn’t been for your help, I couldn’t have passed the test.

(あなたの助けなしでは、私は合格できていなかったでしょう)

 

となるわけです

 

こんなふうに It is for your help that・・・

 

の for ~ を「~のおかげ様で」と考えると

 

上記の仮定法表現の謎が解けるかもしれません

 

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