昨年11月、多読を約7年間続けた小学4年生が英検2級に合格するという快挙がありました。子供の多読でここまで成果が出るのはそう多くはありません。子供の多読がうまくいく秘訣を知るためインタビュー取材をさせていただきました。この多読ニュース3月号と4月号にてQs and As式でご紹介させていただきます。郵送会員の方です。
Q お子様向けに多読を始められたのはいつ頃でしょうか?
子どもが3歳半くらいの時、「多読」という方法を知って、まずはORTのトランクパックの一部(Stage1-4)を購入。読み聞かせが始まりました。もともと日本語の絵本も周りにたくさんあって、よく膝の上で読み聞かせをしていたので、そこに英語の絵本が混じったという感じです。子供二人とも本が好きです。それでも英語の本が足りなくなって、これは買って続けられるレベルではないと気づき、多読クラブさんを見つけてご連絡したという次第です。
Q 私(教室長)の子供の経験では、日本語がしっかりしてくるとともに英語が面倒に感じるのか、英語で読み聞かせをしていると日本語をせがまれたり、動画の英語音声を勝手に日本語に切り替えたりしたことがよくあったのですが、そのへんはいかがでしたか?
それは無かったですね。動画に関しては、うちにはテレビは無いものとしていて、ふだんからほとんど見ないようにしています。それでもLEGOムービーのようなDVD映像は「英語音声しかない」ものとして見せたりしていました。多読と同じように、やさしくて内容がわかりやすいものから徐々にレベルを上げるやりかたです。好き嫌いはあるので、本にしても動画にしても嫌がるものは無理に見せない、読ませないし、好きなものは何回でも同じものを見せる、読ませるようにしています。
明日に続く
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