6年前まで英検は、1問1点計算で
合格ラインの合計点が公表されていた
つまり、自己採点である程度、合否の判定ができたのである
ところが、2級から3級まで作文が導入されてからは
作文が自己採点できないばかりでなく
リーディング問題、リスニング問題、作文問題の3つの領域が
ほぼ均等配分でスコア換算されるようになり
これまでのように正解数では合否が判定できなくなった
正解数だけを見ていると、正解数の多い人が不合格
正解数の少ない人が合格。。。という逆転現象も起こりうる
前回の英検の準2級で、総得点が同じなのに合否が分かれた
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Aさんのスコア R19 L13 W14 計46
Bさんのスコア R19 L16 W11 計46
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Readingはどちらも19点だ、さてどちらが合格か?
答えは、作文でより高得点を取ったAさんが合格
Bさんは不合格であった
準2級の場合、問題数でいくと
Reading 37問 リスニング30問 Writing 16点満点なのだが
3領域ほぼ均等配分でスコア換算するため
作文の1点が最も大きなスコアになるのだ
これまではAさんのようにリスニングで13点しか取れない人が
合格するなんて考えられなかったのだが、現在は
作文でどれだけ稼ぐか。。。が合否のカギを握っている
準一級、一級もね
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