リスニングと発音を良くするために
シャドーイングが効果的だと昨日の記事に書いた
では具体的にどうやるのか?
ここでは、英語の音だけに100%集中し
内容の正確さにはこだわらない
「もごもごシャドーイング」を紹介する
聞こえた音を0.5秒くらい遅れて真似して言うだけ
なのだが、いくつかコツがある
まず、自分の声が邪魔して
聞いている音が聞こえなくならないように
イヤホンを使うことをオススメする
片耳でもいいだろう
それから、これ大事ね
聞こえたそのままの音を真似する
カタカナ英語に変換しないこと
文法的に正しいかなんて忘れること
英語がそこそこできる人だと、聞き取った英語を
意味のある単語のつながりとして認識してしまう
すると、英語の音を自分の頭の中(データベース)にある英語に変換してしまい
カタカナ英語、日本人っぽい英語になってしまうことがあるのだ
これを予防するのに大変有効な手がある
自分が全く知らない外国語でシャドーイングするのである
ドイツ語、ロシア語、スワヒリ語。。。。。何でもいい
意味は全くわからないので、音とリズムに100%集中できる
素材はインターネットのU-Tubeとかでいくらでも手に入るだろう
この「意味を考えずに音に100%集中できる」感覚が身についたら
英語の素材でやってみる
英文の意味がどうしても気になるという人は
やる前に和訳を見て、意味をしっかりと把握し
安心してからやるのもありだ
なお、このシャドーイングのやり方は
同時通訳を目指す人のようなレベルの高いシャドーイングとは
手法や目的が異なるかもしれない
音に100%集中し、正確さにこだわらないのが
「もごもごシャドーイング」
意味、内容にも意識を向けるのは
「コンテンツシャドーイング」という