第44回全国ジュニア英語スピーチコンテスト・ファイナルが1月9日(日)に開催され、全国から選出された小学生15名、中学生8名(計23名)が出場しました。
また当日の様子はYou Tubeにて配信、限定公開いたしました。

ファイナル開会式

実施日 2022年1月9日(日)
13:00開会、15:00時閉会
コンテスト [課題文部門] 課題文の発表
[オリジナル英作文部門] テーマに沿った自作英作文
プログラム 1. 開会式
2. 課題文部門 出場者発表動画上映
3.  〃    受賞者発表・表彰式
4. オリジナル英作文部門 出場者発表動画上映
5.   〃   受賞者発表・表彰式
6. 閉会式 
審査員 清泉女子大学名誉教授 大杉 正明 先生
白百合女子大学教授 高本 裕迅 先生
大妻女子大学教授 Timothy J. Wright 先生
青山学院大学教授 アレン 玉井光江 先生
東洋学園大学教授 下山 幸成 先生

開会挨拶

 この度は多くの方々のご支援を賜り、ここに「第44回全国ジュニア英語スピーチコンテスト」を開催できますことを心より感謝申し上げます。
 昨年度は急遽オンライン審査・表彰式での開催となりましたが、皆様方のご理解を賜り、無事終了できました。また、会場へのご入場者数を大きく上回る皆様方にご覧いただきましたこと、改めて深く感謝申し上げます。
 さて、ファイナルに出場される小学生・中学生の皆さんは、厳しい審査を通過されてきました。「英語を使う力」の必要性が高まる中、さらなる英語力を身につけ、国内外の様々な分野で活躍されることを願ってやみません。
 ご出場の皆さんは、これまでの成果を存分に発揮して発表をしていただき、ご覧いただいております皆様方には、温かい拍手と心からの声援をお送りいただきますようお願い申し上げます。
 最後になりましたが、本日の開催にあたり、惜しみないお力添えをいただきました保護者の皆さまとご指導いただきました方々に、厚く御礼申し上げます。

一般財団法人 日本LL教育センター
代表理事 山田 大介

コンテスト(動画上映)

審査結果発表・授賞式

〇課題文部門

課題文:スピーチコンテスト公式サイト 記載 
レベル1 タイトル: Adventure in the Forest
レベル2 タイトル: Daily Double
レベル3 タイトル: Fuel for the Body


最優秀賞
最優秀賞 日本LL教育センター 代表理事賞 受賞者

●レベル1

佐竹 花蓮 (サタケ カレン)さん
東京都 (学)早稲田実業学校初等部2年

●レベル2

次田 陽之進 (ツギタ ハルノシン)さん
岡山県 (学)朝日塾小学校4年

●レベル3

山口 愛唯 (ヤマグチ アイ)さん
長野県 松本市立開明小学校6年


*優秀賞各賞は出場順に贈られるもので、審査成績によるものではありません。


優秀賞
優秀賞 株式会社旺文社 社長賞 受賞者  

●レベル1

今野 息吹(コンノ イブキ)さん
神奈川県 横浜市立すみれが丘小学校1年

●レベル2

佐伯 咲太朗(サエキ ショウタロウ)さん
京都府 京都市立下鴨小学校4年

●レベル3

天野 季一(アマノ キイチ)さん
山梨県 山梨大学教育学部附属小学校6年



優秀賞
優秀賞 公益財団法人 日本英語検定協会 理事長賞  

●レベル1

渡辺 雪奈(ワタナベ ユキナ)さん
埼玉県 杉戸町立杉戸第三小学校2年

●レベル2

高橋 凛太朗(タカハシ リンタロウ)さん
神奈川県 横浜市立都田西小学校4年

●レベル3

山﨑 楓花(ヤマサキ フウカ)さん
福岡県 北九州市立折尾西小学校6年

課題文部門 最優秀賞
課題文部門 優秀賞

〇オリジナル英作文部門 (レベル4)

テーマ:What does “normal life” mean to you?


最優秀賞
最優秀賞 日本LL教育センター 代表理事賞 受賞者

田中 龍之介(タナカ リュウノスケ)さん
大阪府 大阪府立富田林中学校2年
タイトル:Finding Light in the Pandemic


*優秀賞各賞は出場順に贈られるもので、審査成績によるものではありません。


優秀賞
優秀賞 株式会社旺文社 社長賞 受賞者  

大森 あい(オオモリ アイ)さん
兵庫県 (学)関西学院中学部3年
タイトル:Carpe Diem



優秀賞
優秀賞 公益財団法人 日本英語検定協会 理事長賞  

鈴木 青葉(スズキ アオバ)さん
東京都 東京都立桜修館中等教育学校3年
タイトル:Reading the Air We Breath

オリジナル英作文部門 最優秀賞
オリジナル英作文文部門 優秀賞

審査員講評・総括:大杉正明先生(清泉女子大学名誉教授)

 第44回を迎えた全国ジュニア英語スピーチコンテスト、大変質の高いコンテストになりました。
大変すばらしいパフォーマンスを見ることができました。全員に感謝の気持ち、そして、Congratulations!と申し上げたいと思います。
 レベル1~3の皆さん、発音は大変素晴らしく、審査員全員が驚きました。
ただ、単語一つ一つを正確に発音すればよいわけではなく、気持ちを上手に伝える、そのためには大事な箇所はゆっくりと強く、そうでないところは早めに弱く、強弱のリズムができます。
「身振り・手振り」は、あまり多いと聞いている方はスピーチへの注意力が散漫になるので、~英語によってコミュニケーションを図る~ことを基本に、やりすぎないことも大事です。また、顔の表情も意味を効果的に伝える方法です。
 レベル4の参加者のみなさん、スピーチを作るためには、情報収集や知識を得る必要があります。
そのためには新聞を読む習慣をつけることが大事で、国際問題、国内問題、社会問題、経済問題等を新聞やインターネットから好きな情報だけ取りだすのではなく、できるだけ広い分野のことを勉強するという精神で情報を集めることが大切です。スピーチメイキングの第一歩は情報を集めることです。
 「スピーチは、その人そのものである」とも言われます。自分の個性がでるような見方、切り口を持ちましょう。さらに、自分の思い込みやひとりよがりにならないよう、工夫も必要です。
スピーチを書き進めていく際、自分の言っていることは 首尾一貫しているか、主張がぶれていないか、など客観視する必要があります。また、論理的であるかというのも大事なポイントです。
主張を裏付ける「事実・証拠」をスピーチで紹介することで「説得する力」を持つのです。
 人間は意外性があるものに大きく気持ちを揺さぶられ、意外性のあるテーマは大きく相手にアピールできます。スピーカーの個性が感じられたときに、そのスピーチが魅力的だと思うのです。
 みなさんは発表の機会が少ない社会の中で、学校生活も難しい中で、貴重な発表の機会を得ました。これこそがスピーチコンテストを行う意義であり、私たちが信じているスピーチコンテストの目的です。このことを肝に銘じて、これからも努力を続けていただきたいと思います。
 最後に、もう一度言いましょう、Congratulations!

ANNOUNCEMENT

2022年度(第45回)全国ジュニア英語スピーチコンテスト

詳細が決まり次第、当ホームページにて発表いたします。(4月中旬~下旬予定)