第42回全国ジュニア英語スピーチコンテスト・ファイナルが1月12日(日)に開催され、全国から選出された小学生15名、中学生8名(計23名)が出場しました。
対象学齢により4レベルに分けられた参加者は、レベル1から3では与えられた課題文の発表(課題文部門)、レベル4では与えられたテーマにそった自作の英作文によるスピーチを行い(オリジナル英作文部門)、心の研鑽をともなった練習の成果を一人ひとりが自分の言葉でスピーチしました。

ファイナル開会式

実施日: 2020年1月12日(日) 12時開会、16時閉会
会場: 東京都中央区築地5-3-2 浜離宮朝日小ホール
コンテスト: [課題文部門] 課題文の発表
[オリジナル英作文部門] テーマに沿った自作英作文
プログラム: 1. 開会挨拶
2. コンテスト
3. 審査結果発表
4. 授賞式
5. 講評
6. 閉会
審査員: 清泉女子大学名誉教授 大杉 正明 先生
白百合女子大学教授 高本 裕迅 先生 
青山学院大学教授 アレン 玉井光江 先生
東洋学園大学教授 下山 幸成 先生
拓殖大学准教授 Richard Heselton先生
開会挨拶

第42回全国ジュニア英語スピーチコンテスト、ファイナルに出場された皆さん、おめでとうございます。
皆さんはこれから様々な職業に就いて、世の中に貢献されることと思います。
その中で「英語の力・プレゼンテーションの力」は世界と繋がる力となり、夢へのパスポートとなっていくことと思います。本日は少し緊張されていると思いますが、全国のたくさんの応募者から選ばれた代表の皆さんです。今まで積み重ねてきたことに自信をもって、リラックスして楽しんでください。また、本日までサポートをしていただきました保護者の皆様、指導いただきました先生方に心より敬意を表します。本日は最後まで温かい拍手を送っていいただけましたらと存じます。

一般財団法人 日本LL教育センター
代表理事 山田 大介

コンテスト

課題文部門 審査員、出場者 & 司会者
オリジナル英作文部門 審査員、出場者 & 司会者

審査結果発表・授賞式

最優秀賞・優秀賞 受賞者

〇課題文部門

課題文:スピーチコンテスト公式サイト 記載 
レベル1 タイトル:The Colors of the Rainbow
レベル2 タイトル:The Fox and the Grapes
レベル3 タイトル:Clara Barton


最優秀賞
最優秀賞 日本LL教育センター 代表理事賞 受賞者

●レベル1

松澤 咲良(マツザワ サラ)さん
愛知県・名古屋市立猪高小学校2年

●レベル2

河野 悠希(コウノ ハルキ)さん
山口県・防府市立右田小学校4年

●レベル3

橋本 陽葵(ハシモト ハルキ)さん
山口県・防府市立松崎小学校4年


*優秀賞各賞は出場順に贈られるもので、審査成績によるものではありません。


優秀賞
優秀賞 株式会社旺文社 社長賞 受賞者  

●レベル1

澁澤 里南(シブサワ リナ)さん
東京都・宝仙学園小学校2年

●レベル2

上村 彩子(ウエムラ アヤコ)さん
東京都・足立区立西新井小学校3年

●レベル3

斉藤 百香(サイトウ モモカ)さん
東京都・田園調布雙葉小学校6年



優秀賞
優秀賞 公益財団法人 日本英語検定協会 理事長賞  

●レベル1

高橋 凛太朗(タカハシ リンタロウ)さん
神奈川県・横浜市立都田西小学校2年

●レベル2

小岸 優介(コギシ ユウスケ)さん
京都府・奈良学園小学校3年

●レベル3

藤井 咲菜(フジイ サナ)さん
滋賀県・守山市立小津小学校6年


〇オリジナル英作文部門 (レベル4)

テーマ:What Japanese things would you like to show and/or do with a foreign tourist?


最優秀賞
最優秀賞 日本LL教育センター 代表理事賞 受賞者

田村 優雛(タムラ マヒナ)さん
宮城県・宮城教育大学附属中学校3年
タイトル:Mindset as a Japanese


*優秀賞各賞は出場順に贈られるもので、審査成績によるものではありません。


優秀賞
優秀賞 株式会社旺文社 社長賞 受賞者  

大坪 叶子(オオツボ カノコ)さん
神奈川県・桐光学園中学校3年
タイトル:Pass on the Baton



優秀賞
優秀賞 公益財団法人 日本英語検定協会 理事長賞  

三船 あか梨(ミフネ アカリ)さん
大阪府・帝塚山中学校3年
タイトル:Amazing Japan !

審査員講評・総括:大杉正明先生(清泉女子大学名誉教授)

審査員長 清泉女子大学名誉教授 大杉 正明 先生

参加者全員が、課題文・オリジナル英作文共に、大変素晴らしいパフォーマンスを見せてくださいました。その為、審査も大変難しかったです。白熱した議論を重ねて賞を決めさせていただきました。自分が目指していた賞が取れなかったかもしれませんが、全員のスピーチが本当に素晴らしかったです。おめでとう、そして、ありがとう、とお伝えしたいです。こんなに素晴らしいお子さまが育まれていることに感動しました。でも、それは皆さんが一人で成し遂げたわけではなく、先生や親御さんにもありがとう、と伝えたいです。そして、皆さんも感謝の気持ちを忘れないようにしていただきたいと思います。
皆さんのスピーチがもっと素晴らしくなるように具体的な提案を伝えたいと思います。
ジェスチャーや顔の表情などやりすぎにならないように抑えて、自然な体の動き、気持ちを込めて、アイコンタクトができるとよりよくなるでしょう。
発音は、どこを強く発音するか、間違えないようにしていただきたいです。
また、話すときに大事な単語はゆっくり強調して発音すること、メリハリつけることが必要です。
区切りについては、正しい箇所で行わないと意味がうまく伝わらなくなってしまいます。
オリジナル英作文では、不意を突かれるような展開、意外性があるとよいでしょう。新鮮な感性でドキドキワクワクする展開を考えてみると、もっと素晴らしくなると思います。
英語は勉強しなくなると瞬く間に力が落ちてしまいます。毎日少しでもいいから練習を重ねて、来年もぜひ当スピーチコンテストに参加してください。

ANNOUNCEMENT

2020年度(第43回)全国ジュニア英語スピーチコンテスト


詳細が決まり次第、当ホームページにて発表いたします。